先日「ミイラ展」に行ってきました!
今回、世界から43体のミイラが集結だって!



中々の混雑で大人気でした
驚いたことに、子供が多いのね~
「(みんな、こわくないのかい?)」
と、オバサンお姉さんは思いましたが、
興味津々に観覧されてましたわ~
すごいな~



だって入口からコレだよ



IMG_20201130_104136
(ワタシなら怖くて泣き叫ぶわ)



こちらの写真は
「アイスマン(エッツィ)」と呼ばれるミイラ
アルプス山脈の「エッツ渓谷の氷河」で見つかった
紀元前3300年ころの物ですって…

え??

紀元???

ってことは5000年前の人…?
新石器時代…?
ちょっとまだ入館してもないのに、凄すぎてタメ息……




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▼こちら作り物で写真撮影OKなエリア
IMG_20201130_105254
(棺の中に入ってポーズ決められます~)



入館したら勿論、撮影NG
お気を付けくださいまし

入ったらもう、…ミイラだらけで凄かった
(そりゃそうだ)

意外だったのが、
髪の毛や歯が残っているミイラが多かった事…
生きていた頃、どんな方だったのかな、、、なんて
思いを馳せていました…




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さて、ミイラって自然になっちゃったパターンと
人工的なパターンがあって、
古代エジプト時代では、もう
人工的な遺体の保存(ミイラ作り)が始まったらしい

どういう理由で…???というと
来世への復活を願って作られていたらしい
(神話に基づいている)


なのでミイラって、
神の化身として崇拝されていたし、
身分の高かった者を後世まで(ミイラとして)残し、
どうか後の世を見守ってください
という思いもあって、
丁寧に丁寧に管理されて、作られていたみたい




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さて、入館して様々な国や時代のミイラを
たくさん見るんですが、


最後…

日本人のミイラが出てくるのよ

それは…
今まで見たミイラとは、
一味違う…


まるで…生きているみたいなミイラだった

woman_surprise




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日本における人工的なミイラとは…
仏教の一部で、
僧が土中の穴などに入って、瞑想状態のまま絶命する〟という
最も過酷な修行がある


それは、死を死ではなく、永遠の生命の獲得として、
肉体もまた永遠だ!という考えの修行だそうで…
(こ、高度過ぎて付いていけない…)



僧が土中でミイラ化した物を
即身仏(そくしんぶつ)」と呼ぶんだけど


…そう、その即身仏があった



悲しい話…
江戸時代に、疫病や飢餓で苦しむ人々を救うべく、
自らの身体をささげ、多くの高僧が土中に入っていったみたい…





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中国やチベットでも、
僧がミイラ化した物がまつられているんだけど、
自然死した遺体をミイラ化したもので

日本みたいに、苦行の果てで死んだわけではない


…世界の歴史からみても、
この日本の即身仏が、
異例中の異例でどれだけ凄い事かが分かる…




生前の並々ならぬ気迫が
伝わってくるかのようなミイラだった





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これはぜひぜひ、直接見てほしい…
とにかく凄いから…


そして…
ホラー映画だとかの題材にされ
呪い殺すだとか、そんなイメージのミイラだけど…
ミイラ展に行ったら、そのイメージは覆ったわ



それはね
我が身を燃やし続け
一生を終えた大先輩たちの
力強くて神秘的な姿だったよ…









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