先日、祖母が他界した
享年98歳という大往生だった

ワタシは70歳位からの「おばあちゃん」な祖母しか知らないけれど
そのおばあちゃんも、
当然ながら若い時があり、青春を経て子を産み育て…
約100年もの間、この世に生き続けたと思うと

長い長い人生だっただろうなぁ…としみじみした

ワタシは祖母の人生の半分も来てないから


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ワタシが結婚する時、
祖母はあまり喜んでくれなかった
その反応は少なからず寂しかった


結婚後、祖母の所へ行くと
「今日は、旦那さんの許可を得て来てくれたんだね」
と嬉しそうに祖母が言った


え?許可?
なぜ旦那の許可がいるの
と思ったけど
question_head_girl



あぁ…そっか…

嫁に行ったら、
旦那に許可を得ないと実家に行けない時代
長男家に嫁いだら、もうこの家のものじゃないという風潮
大正生まれの祖母は、今とは結婚の感覚が違うのだ
と気づいた

ワタシは「別に許可なんかいらないんだよ」とも言えず
「うん、そうだよ」と返しておいた



***



だから結婚を喜ばなかったのか…
生きた時代が違えば、仕方のないことだわ


きっとワタシも、おばあさんになったら
「何言ってんのwww」
なんて、若い人から思われるんだろうな

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祖母の気持ちも、あと60年経ってみたら分かるんだろうな
















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