蒔絵と美味しい物と私

新潟県在住アラフォー♀。 蒔絵描き。元DTPデザインしてました。ぽっちゃりアラサーです。日本の歴史ある伝統的な芸術が好きです。

2020/09

この数か月、久々に外で労働をせずに
蒔絵だけに向き合う日々で
焦るけれどすごく充実した楽しい時間を過ごさせていただき
お仕事をくれた方々に感謝感謝でございます

今は、その作業が終わって
張りつめていた糸がぷよよ~んと弛んだ感じです
腑抜けております…(魂どっか行きました)
時間があればやろう!と思っていたことが
今はできる時間があるのに
何をしようと思っていたかも忘れるダメ人間っぷり

ゆるく頑張っていきます~

*****

さて
この前のNHKの日曜美術館で
「日本伝統工芸展」の特集が放送していて
どの方々も(当たり前ですが)凄い技術ばかりで、
すっかり見入ってしまいました

↓こんな美しい陶器なんてウットリしちゃいます



そうそう、今回はなんといっても、
最高賞である総裁賞に「蒔絵」が受賞されていました
すすすす、すごいこっちゃ~~~
↓こちら「氷壁」という作品
 会津の方で、会津の厳しい冬をイメージされたそうです


ハイレベル過ぎて勉強になるとかそういう感じとも違うんですが
ワタシも蒔絵をほんの少し齧らさせていただいていますし(←自信なし)
このような素晴らしい作品を見ることによって
頭の中で蓄積して、自分で咀嚼して
いつか吐き出せればいいな、なーんて(←超おこがましいわ~)
いやいや実際そんな気張らず、ただただ美しい作品なので目の保養でございました

*****

しかし伝統なんちゃらってすごく堅苦しいですよね
知識豊富なご高齢の方々にしか響かないような…
でも今回見て思ったんですけど
伝統工芸を引き継ぎながらも、アート色の強い作品が選ばれたましたよね

昔の伝統をただ、なぞった様な伝統工芸品より
「今の時代」を表したような作品の方が
より未来へ、発展した伝統工芸品を生み出すことに繋がる、
だから、そういった躍進的な作品が選ばれている、のかな?なんて
(…偉そうに言ってみたりして)

そうなると伝統工芸品とはいっても、
現代アートのような一面が垣間見れてワクワクしませんか
ワタシももっと「伝統工芸品」に興味を持っていこう~
そんなことを思った今日この頃でございます





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自分の家の家紋って何だかわかりますか?
きっとお墓やお仏壇に書いてあるかと思います
ワタシは、「蒔絵」に携わるまで
家紋を気にしたことが無かったです

*****

家紋って何かというと
〝我が家のロゴ〟

歴史的にみると平安時代の貴族たちが、
自分たちの持ち物に独自の目印を付けたことから始まったらしい
安土桃山時代には武士たちが、
敵と味方を区別するために使われ始めたと言われています
(関ヶ原合戦屏風図で、様々な家紋が入り乱れる画が有名です)

さて、庶民に家紋が広がったといわれているのはご存じ江戸時代ですね~
江戸幕府は苗字には厳しかったけど、家紋には寛容だったらしく
(将軍や大名の家紋に手を出さない限り)
伝統的な紋を使ってもOKだったのでドゥワッと広がったそうですよ
紋上絵師(もんうわえし)という家紋デザイン屋もいたらしい



IMG_20200728_085925

約6000種類の家紋があるらしいですよ~
ペラペラ~と見るだけでも結構楽しい紋帳
え、こんな家紋あるんだ~と発見があります

*****

日本のシンボル、天皇の御紋は「菊紋」ですよね
なぜ、菊なのか?というと
〝鎌倉時代の後鳥羽上皇が菊が大好きだったから〟らしい

古くから、小さくて可憐な野菊は咲いていた日本でしたが
当時、今まで見たこともない、
大きくて華やかな菊が中国から入ってきたらしく
たちまち多くの人を虜にした、という経緯があるらしいです
その時代の流行のお花だった、ということですね

*****

こうして家紋って、
なんらかのゆかりがある文様がモチーフになっていて
『装飾の延長から自然に発生した』とされています
いわば、先人たちのオシャレなわけです

そう思うと、わ~素敵~~と思っちゃいませんか~(←単純)
世界中でもそれぞれ風土に合わせた文様がつくられましたが
なかでも日本は多種多様だったらしいですよ~
オシャレさん~~

自分の家の家紋を知ることから、
先人達の想いを汲みとくのも、なかなか面白いと思います!







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久々に格闘技「ライジン」が生中継でTV放映されました!
最近はYouTubeで格闘家を見る事が多かったので
(ワタシの中で)大変盛り上がっております!!

今回のメインは「天心さんVS皇治さん」でした
天心さんのYouTubeは、好きでよく見ますが
所謂普通の〝元気で明るい青年〟で
リアクション芸人風な一面もあり、とてもユニーク

↓コチラめちゃ笑ってしまいました


なんですが、
打って変わって格闘技はめちゃくちゃ強い
プロの戦歴が、なんと36勝無敗…このギャップは凄い
若干まだ22歳です
今後が楽しみですね~

*****

皇治さんは元K-1のファイター
格闘技界って、団体がたくさんあって
今回、天心さんと戦うためにK-1の契約を切って
ライジンと契約したそうです

K-1には、武尊(タケル)さんという人気ファイターがいて
天心さんと、どちらが強いのかという論争が
ファンの間で加熱しています
だけど、団体が違うので中々実現できないカード
そんな中、団体の垣根を越えて来てみせたのが…今回の皇治さん
男気溢れる方ですね~
熱いファンが多い人気ファイターです

*****

さて本日の試合
登場シーンから「ナメんな」と殺気立っている天心さん
いつもとちょっと雰囲気が違う!
試合運びは天心さんが完全リード
皇治さん、ほぼ防戦一方でした
天心さんの速さについていけてない感じ…
一方天心さんは、ドロップキックなど色んな技を繰り出し
判定3-0で天心さんの勝利

そんな試合直後の天心さんの動画


なぜ終始、皇治さんは手数が少なかったんだろ~と思っていたけど
天心さんが圧力をかけていて、手が出せなかった
という事だったんですね~
(戦っている2人にしか分からない攻防がありますね~)

なので3Rでは、あえて圧力を緩めて手を出しやすくした、
なぜなら、パンチが来たら全部カウンターを合わせたかったから
だけど予想に反して、ずっと皇治さんが手を出してこなかったので
逆にダメージを与えずらかった、という事だったみたいです

*****

さてカウンターパンチって何?と言いますと
相手が攻撃するタイミングで(ディフェンスやガードのない)
その一瞬の隙を狙って打つパンチです
相手のパンチの威力も利用することができ、
衝突事故のような破壊力があります
一方が止まっている状態でぶつかる衝撃より
お互い走っている状態でぶつかる衝撃の方が強いのと一緒ですね


安易にパンチを打つとカウンターを貰うかも…
と思うと恐怖でパンチが打てなくなる
そんな感じだったのかな
ただ、普通の人だったらとっくに倒れてますよね?と
思うほど攻撃を貰っているのに、
倒れない皇治さん…尋常じゃない

*****

動画の最後では
「他の事で何を負けたって良い
 だけど格闘技の事では誰にも負けたくない!!」
と、内に秘めた闘志を燃やす天心さん
大変盛り上がる試合を見れて最高でした
これから年末に向けて、試合がたくさん見れそうですよ!




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うっかり豚骨ラーメンを食べる動画を見てしまい
食べたいボルテージが上がりきったため
以前1回食べて美味しかった店へ再訪しました

*****

新潟市西区「鬼助(きすけ)」さん
何やら新潟って、
本格的な豚骨ラーメンを食べれる店が少ないらしいですよ
なので貴重なお店です~

2020-09-27-09-59-36-279

こちら、ちょっと緊張感あるんですよ
店内の張り紙に、たくさん注意書きがあるんです
たとえば
・中学生以上は1人1杯ラーメン注文してください
・調味料の蓋はちゃんと閉めて戻してください
・メニューは元の場所へ戻してください
・店内ではイヤフォンを外してください
などなど…

たくさん書いてあると気難しい店主なのかな、
何かと注意されるんじゃないかな、と思って緊張(←小心者)
立地的に大学生が多く来店するため
トラブル回避のため、逐一書いているのかな??

*****

2020-09-27-09-59-14-281

二代目熊本らーめん(800円)

濃厚なとんこつスープに浮いている黒い油は
「マー油」だそうです
マー油とは焦がしにんにく油です
スープの臭みを消し、コクと風味と食欲を倍増させるような油です

久々のこってりらーめんに慄きながらも頂きます
ふわっと香る強めガーリックがいかにも若者向けな感じ
特徴的なのが太麺だということ!しかも平打ち麺
とんこつってほとんど細麺ですよね~
このもちもち太麺も美味しかったですよ~
(替え玉は細麺のようです)

スープは上品だけどしっかり濃厚なので胃にドスンと来ます
とんこつ特有の臭み+チャーシューの臭み、なし!で
とにかくガーリックが強めでした
ガツンとしたラーメンですが、量はそこまで多くなく
もっと食べれるぞ…と余力を残したまま退店

*****

今回は見かけませんでしたが
以前来店した時、店主が女性スタッフを叱っていて
それもあって緊張していたワタシです

ちょいと炎上していたみたいですね??


今回は、威勢のいい男性スタッフが働いていました
生き生きとお客さんへ声掛けしてました~(がんばれ~)

炎上しようがさすが人気店…すぐに満席になっていました
今回、開店後すぐに行ったのが良かったかも?
忙しくなる前に行くといいかもしれません~

*****




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ついつい買ってしまうボールペン
ふと我に返ると大量のペンの山になっていて
数年前に殆どを処分するはめになりました

同じボールペンを何本も買ってしまっていて…
なぜって単にボールペンの芯を探すのが面倒だったから、なわけで…
皆さんどうしてそんなに早々見つけられるの??(探し下手です)
究極、替え芯を買いに行くことすら面倒という
救いようのないめんどくさがりなワタシです

*****

そんな〝替え芯めんどう問題〟をゆる~く解決したのが
【ラミーの万年筆】だったわけです
5年くらい使っているのですがまだまだ使えます
2020-09-26-14-00-05-934
ふふふ黄色いかもめのノートも可愛いんですわ
可愛い文房具ってシ ア ワ セ ~~~(←イッコーさん風)

*****



万年筆ってめちゃくちゃデリケートなものだけど
ラミーは初めての人に使いやすいカジュアルさが売りみたいで
プラスチックなので軽いし、ちゃんと握りやすいです
万年筆特有の、カリカリとした描き心地がなんとも気持ち良い~

シルバーの大き目なクリップが付いていて
持ち運びする時、めちゃしっかりと止められます
ラミーのコンセプトが
「馬のサドルに繋いで耐えられる万年筆」らしいので
とても頑丈に造られているようです

万年筆とボールペンの狭間みたいな万年筆です





このインクを吸引して使っています
チューっと入れるだけです
この50ml買えば、当分買わなくて大丈夫なくらい持ちます
毎回ボールペンの替え芯にビクビクしなくてイイのだ~

世界中で愛されているこのラミー
買ってよかった、と思う一品でした
おススメです~






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今回は、少し珍しく「牡丹と蝶」を描かせていただきました

IMG_9364 (2)

平安~鎌倉時代に中国から伝来された牡丹ですが
中国では「花王」「百花王」「神花」とも呼んでいた…と
とにかく花の王様だ!!!というのが伝わりますね
「富貴」の象徴としたそうです

この考えを受け継いだ平安貴族は
「牡丹」を、美と権力の象徴とし
百獣の王である「獅子」と組み合わせた「牡丹に獅子」が
とっても好まれていたそうですよ

*****

さて、今回描きました「牡丹に蝶」は、
室町時代の蒔絵によく描かれていて
江戸時代ではさらに、陶磁器や染織の文様としても
人気が高かったそうです

今回描いていて、蝶ってなんだか乙女チックだわ~
なんて思っていたのですが…
先人の「蝶」の文様に込めた意味は
そんな生半可な気持ちではないところにありました

*****

蝶は『卵-幼虫-さなぎ-羽化-成虫』と変化の様子が神秘的で、
「不死・不滅」「回生」「復活」の象徴とされていた歴史があります
戦で死と隣り合わせだった武将たちが身につける、鎧や兜には
蝶の文様が好んで用いられたそうで…
「死んでも生き返るぞ!!」といった願いや
士気を高めるためにも人気だったのかもしれませんね


仏教的には
さなぎから脱皮して、美しい羽根で飛び立つことから
死後、身体から抜け出した魂を
極楽浄土へ運んでくれる、神聖な生き物とされていました
あの世とこの世を行き来するため
仏教的にも「輪廻転生」の象徴だったそうですよ
その時代の「極楽浄土」への憧れが、美しい蝶に委ねているみたいですね

*****

先人達は「死」という不安を少しでも和らげるために
必死で色んなものに縁起を担いでいたんだな…と思うと
どんな思いで「蝶」を描いていたのかは、
今の世のワタシには想像を絶しますが
ともあれ、文様には色んな意味が込められていて面白いです

*****

ちなみにワタシは
蝶々が飛んで来たら一目散に逃げます…(←虫が苦手)









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