卵巣嚢腫(チョコレートのう胞)手術も無事終わりました
すっかり元気で、入院していたなんて嘘のようです

今回新潟市の「がんセンター」で腹腔鏡下手術だったため、
短期間の手術入院で回復も早かったです
さて、振り返ってみますと…

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入院の前は、別日に手術に耐えれる身体かをチェックされます
(血液はもちろんのこと、再度MRIや肺活量など…)
それが、クリアーすれば、いよいよ入院

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手術の前日から入院します
10時に行って、お昼は病院で出ました
シャワーも入り、家族と一緒に麻酔科の先生と主治医の説明を受けました

夕飯から絶食
こちらのような↓下剤を飲みました
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美味しく飲みました
4人部屋で、イヤホンをしてスマホでYouTube流しながら寝ました
ちなみに、Wi-Fiはレンタルしたので安心してネットはできました

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次の日、再び下剤を飲まされ、個室に移動
この日は1日絶食です
全身麻酔のため、家族が到着しないと手術が開始できないとのこと
母に急いで来てもらいました

自分で手術着に着替えて、病院から着圧の靴下を貰い履きます
母と一緒に手術室の前に行き、その場で眼鏡などを託しお別れ
手術室からは看護師さんが2人付いてくれました
私が緊張から身体が冷たくなっていたのを、一生懸命さすってくれました

自分で手術台に寝ます(もっと上だとか位置は細かく言われる)
ドラマでよく見る光景そのままでした
手首や背中に針を色々刺され
「もう痛いのないからね~あと30秒もすれば寝ちゃうよ~」
と言われ、えぇーうそだーと呟いた後の記憶はスッパリありません

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名前を呼ばれて麻酔から覚めたと同時に
喉の奥に詰められたビニールの様な管を出され
盛大にむせて、息が出来なくて苦しかったです
「息をしてください!」とめっちゃ言われました
呼吸も自然呼吸ではなく人工的にさせていたので仕方がないそうです

ちなみにこの時は痛み止めが入っていなくて
お腹がジンジンと痛かったです

その後、部屋に運ばれ母の
「全部終わったよー」の声が聞こえてハッと頭が覚めました
目も開けられない、声も出せない、身体も動かせないけれど、耳だけはよく聞こえました

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痛み止めが入るとお腹は痛くなかったです
その代わり悪寒がひどくて、歯がガチガチ身体がブルブルするほど寒かったです
電気毛布で対応してくださいました
その後、深夜に39度まで熱が上がり、私の場合は数日熱は引かなかったです
その後、一睡もできず吐き気と闘い、数十年ぶりに嘔吐という気分だだ下がりの夜でした

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朝になり心電図が外れましたが、次に襲ってきたのが下痢でした
昨日おととい飲んだ下剤が今になって効いてきたという…
起き上がろうにも、クラクラで起き上がれない体で地獄でした
すぐそこにお手洗いがあるのに行けないもどかしさ
「血圧が下がるお手洗いの最中が一番危険」
オムツにしてください、と看護師さんは言いますが如何せん出来ない…
何時間も格闘したのち、死ぬ思いで個室のお手洗いへ這って行き、
事なきを得ました

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夜にお粥が出ましたが、あまり食べたい気持ちにならなかったです
点滴はしているので「残してもいいですよ」と
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何日もお粥が続きます
「ごめんねぇ、食べたくないよねぇ」と言いながら申し訳なさそうに置いていく
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お粥は嫌いでしたがが、出来るだけ食べました
なぜなら腸が動かないから
手術の時お腹に入れたガスを抜くためにおならを出さないといけないのですが中々出ず、
腸を動かさないと出にくいみたいでした
早く元気になりたいなら食べないといけない!と切に思いました

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肺血栓塞栓症の予防として両足にギューと締め付けるポンプが付いているし、
お腹も力が入らないので、うまく寝返りが打てません
意識すると足などがウズウズしてくる不思議
枕を入れてもらって、背中や腰が痛くなるのを防ぎました

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さてさて、その後は熱もじわじわ下がり、日に日に自分の体調が良くなっていくのを実感しました
人体の不思議
なるべく、寝たきりではなく動けるときは動き、疲れたらすぐ休んでください、との事
その方が早く良くなるそうで、退院後もそのように心がけました

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ラッキーなことに個室にずっと入れたのですが
初日の4人部屋で思ったことは
荷物を整理するにも場所が限られているので
【S字フック】を持っていくことをお勧めします
引っかけるところはあったので、鞄など収納しやすいかと

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取った卵巣腫瘍も見ましたが大きくてびっくりしました
私の場合は、腫瘍部分のみ取り除き、卵巣は取っていないとの事
凄い技術だなぁ…
ただ、再発は高確率であるそうなので、予防していこうと思います